こんにちは。ずぼら主婦のよぴです。
無添加生活に興味はあるけど、大変そう・・・
そんな方へおすすめなのが減添加生活♪
時短だけど、美味しい!
手抜きしながら、健康・美味しいを叶えるブログです。
今回はずぼらテク!
この時期美味しい牡蠣の下処理をご紹介します!
この記事を読むとこんなことがわかります
・牡蠣のぬめり取りの方法
・身が縮まない下茹で方法
牡蠣の旬
牡蠣の水揚げは秋ごろから4月まで行われますが、
その中でも最も美味しいと言われるのが
12月〜2月の牡蠣
夏の産卵を終えて、
ゆっくりと身に栄養が戻ってくる時期です。
加熱用と生食用の違い
旬になると、スーパーでもむき身がよく売られていますよね。
こんな文字が書いてあるはず。
生食用
加熱用
加熱用の方が鮮度が落ちる?
いえいえ、そんなことありません。
違いは養殖される海!
加熱用牡蠣
陸に近い場所で養殖されているため、
山や川から流れてくるいろんな栄養を
たくさん吸収し、
旨みたっぷりの牡蠣になります。
一方で、その豊富な栄養の中には
腸炎の原因となる腸炎ビブリオや
ノロウイルスも存在します。
だから、加熱用なんですね。
生食用牡蠣
加熱用牡蠣は、陸に近い場所で養殖されていましたが、
生食用牡蠣の養殖は海の真ん中!!
沖合で育っています。
保健所が定期的に水質を検査し、
クリアした海域で育てば生食用となります。
そして、水揚げされた後に
2〜3日かけて滅菌処理されます。
これでようやくスーパに並べるんですね。
どちらがおいしい?
一般的には加熱用牡蠣の方が、
味が濃いとされています。
牡蠣に限らず二枚貝は、
プランクトンや栄養素を含む海水を
飲んで吐き出すことで育ちます。
特に牡蠣は1日300Lも海水を飲むんだそう。
豊富な栄養をうけて育つ加熱用牡蠣と
滅菌処理される生食用牡蠣では
たしかに加熱用牡蠣に軍配が上がります。
もちろん生食用牡蠣もおいしいけど!
牡蠣の滅菌処理は危険?
結論から言うと
危険ではありません。
滅菌処理とは、海水に紫外線やオゾンなどの殺菌ランプをあてて
滅菌した海水を、牡蠣に飲ませる洗浄方法です。
表面についたウイルスを滅菌海水で洗い流す処理も。
この方法では、薬剤などの添加物はありません。
安心して食べることができますね♪
牡蠣のぬめりの正体
一方の加熱用牡蠣は、滅菌処理がされていません。
そのため、栄養だけでなくウイルスや細菌が
そのまま付着しています。
お風呂場も、汚れたまま放置するとぬめりますよね。
その正体は、細菌や小さい生き物たちによって作られた
バイオフィルム。
バイオフィルムとは?一般に、微生物自身が産生する物質(主に、粘着性の菌体外多糖類、タンパク質やDNAなど)によって微生物を覆いながら形成し、バイオフィルム内で微生物は増殖などを繰り返すと考えられている。参考:公益財団法人腸内細菌学会
このぬめりがあることで、さらに微生物が増えちゃうんです。
牡蠣のぬめりはどう取る?
でも安心してください♪
バイオフィルムを取り除いてしまえばいいんです。
用意するものはこちら
・塩・・・・適量
・片栗粉・・適量
1.ボウルにざるを重ねて、その中に牡蠣を入れる
買ってきた牡蠣♪
2.塩を入れる
ざっとこれくらい。
3.片栗粉を入れる
ざばっとこれくらい。
4.スプーン1杯の水を加えて、揉む
牡蠣の身は柔らかいので、壊れないように優しく揉んでください。
そうすると、、、
ざるの網目に汚れが付いてきます。
塩でとれたぬめりや汚れを、片栗粉が絡めとってくれます。
最後は弱い水でしっかり流して、完了♪
洗顔後の肌のようにワントーンアップします。
おいしそう。
ちなみに、このままお料理に使えますが、
更にひと手間かけると、加熱しても縮まない牡蠣になります!
縮まない下茹で方法
牡蠣を鍋に入れてぐつぐつ煮ると、ちまっと縮みますよね。
牡蠣の含む水分が多いほど、煮汁に流れて
身が縮みます。
ブランド牡蠣は水分量が少なく、身が詰まっているので
縮みにくいです♪
食べたいけど、お高いのでなかなか手軽にとはいきません。
だけどおいしく牡蠣が食べたいですよね?
そんな方、ぜひこの方法で下茹でしてみてください。
・酒・・・身が隠れるくらい
日本酒を使うとさらに美味しく仕上がりますが、料理用酒でも♪
手順はこちら
1. 小さい鍋に牡蠣を並べる
2. 身が隠れるまで酒を注ぐ
3. ぐつぐつとなってから5分煮る
完成です!
酒は浸透圧が高いので、牡蠣の水分が漏れにくいんです。
ぷりぷりなまま火を通すことができます♪
更に煮詰めると、漁師さんの料理「潮煮」として
そのままでも美味しくいただけますよ。
下茹でした牡蠣は、
このままお鍋に入れてもいいですし、
ポン酢とゆずをサッとかけても◎。
火が通っているので、味がなじんだら
すぐ食べられるのが嬉しい♪
アレンジ
下茹でした牡蠣は、アヒージョで日持ちさせることができます♪
・米油かオリーブ油・・ひたひた
・にんにく・・・・・・1片
・塩コショウ・・・・・しっかり
・鷹の爪・・・・・・・お好みで
1. 小さめのフライパンに牡蠣をならべ、油をひたひたに入れる
2. にんにくと塩コショウ(お好みで鷹の爪)を入れる
3. 油があったまり、ふつふつとなるまで加熱する
完成♪
油ごと保存容器に入れると、
冷蔵庫で3~4日ほど日持ちします♪
念には念を!保存容器を消毒するとより安心♪
▼レンジで消毒する方法はこちらの記事を読んでね▼
以上、失敗しない牡蠣の簡単下処理をご紹介しました!
仕事が終わったら牡蠣が待ってると思うと頑張れるのは私だけ?
あっさり手軽に食べられる生食用牡蠣もいいけれど、
たっぷりの栄養で育った加熱用牡蠣も、
ずぼらテクで気軽にチャレンジしてみてね♪