【元分析職ママの本音】にんにくチューブの添加物は安全?添加物を徹底解剖!

減添加
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こんにちは。元分析職のずぼら主婦よぴです。

無添加生活に興味はあるけど、大変そう・・・

そんな方へおすすめなのが減添加生活♪

時短だけど、美味しい!

手抜きしながら、健康・美味しいを叶えるブログです。

今回は、手軽で便利なS&Bのにんにくチューブ「おろし生にんにくの添加物を解説します♪

ちなみに、減添加生活を送る私もお手軽に使いたいときに愛用しています!

▼手軽に代用できるにんにく塩麴のレシピはこちらから

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おろし生にんにくの基本情報

原材料名 にんにく、食塩/ソルビット、セルロース、酸味料、増粘剤(キサンタン)、香料
内容量 43g
賞味期間(開封前) 12カ月
(参考:エスビー食品

おろし生にんにくの添加物は?

1.  ソルビット

ソルビットは甘味料として使われます。

ソルビトールも同じもの。よく聞くキシリトールと同じ「糖アルコール」の仲間です。

息子くん
息子くん

あれ?甘味料なのにお砂糖より甘くないよ?

ずぼらママ
ずぼらママ

そうなの!
お砂糖の7割くらいといわれているよ♪

だから、甘みを付け過ぎたくないものに使われるんですね。

原料はさつまいも・じゃがいも・とうもろこしです。

こうしたイモ類からでんぷん粉を製造します。

製造の順番はこう♪
イモ → でんぷん → ブドウ糖 → ソルビトール

使用される添加物
・水酸化カルシウム
・ニッケル

これらの添加物は、加工助剤と呼ばれ、洗浄や化学反応によって回収されます。

残留していたとしてもごく僅かな量なので、健康に影響ないことが試験で確認されています。

ずぼらママ
ずぼらママ

安全に摂取することができます

しかし、ソルビトールに限らず、ガムによく使われるキシリトールなどの糖アルコールは消化管で消化されないため一度に食べると便が緩くなることがあります。

一回に食べる量は少なくても、一日の中で食後のガム、休憩のお菓子、調味料と積み重なってしまいます。

あれ、お腹の調子が・・・

なんてこともあるので、一度成分表示を見て、

自分がどれくらい摂取しているか意識すると

イモ類からソルビトールが作られる工程で使われる水酸化カルシウム・ニッケル触媒は、製造工程で回収される。しかし、ソルビットに限らず糖アルコールは便が緩くなりやすい。

(参考:独立行政法人農畜産業振興機構

(1)でん粉製造設備について
(2)でん粉から作られる糖化製品の現状と将来
(3)お砂糖豆知識[2005年1月]

2. セルロース

これはいわゆる食物繊維です。

30年以上前に掲載されたこちらの論文をご紹介♪
食品としてのセルロース | 繊維学会誌Vol.48 No.4(1992)

昔から旭化成の食品研究所の所長さんが書かれた総説に近い論文です。

セルロース製造では、

なんと30年以上前に添加物を使わずに製造する技術が開発されたそう。

ずぼらママ
ずぼらママ

おろしにんにくでは、繊維感をつけるために使われてるよ♪

セルロースはキャベツや、ごぼうといった野菜にも含まれる食物繊維で、体に害はない。製造にも金属錯体や化学試薬は使われていない。

3. 酸味料

主に、食品に使われる酸味料は以下のとおり。

・クエン酸
柑橘類の酸味の主成分なので、ジャムやグミなどにフルーツ系の酸味を付与する目的で使われます。

・L-酒石酸
ぶどうに含まれる酸で、やや渋みを感じる爽快な酸味で、ゼリーなどに使われます。

・乳酸
やわらかいコク味とわずかな渋みが特徴で、漬物や酒類に使われます。

(参考:酸味料 | 東京都保健医療局

酸味料の詳しい記載がないので、にんにくチューブで使われる酸味料がどれに該当するかは不明です。

ここでは、乳酸の工業的な製造方法を、論文をもとにご紹介♪
乳酸のできるまで | 副原料・副材料第66巻 第12号

原料は石油化学製品の一種である乳酸ニトリル

硫酸を加えると、化学反応(=加水分解)が起きて、乳酸のもとができます。

これにメタノールを加えてできた化合物を、加熱して精製して完成です。

食品として使われるので、メタノールや硫酸の残留に対して厳しい試験を経て販売されています。

息子くん
息子くん

ママ~・・・むずかしいよ・・・

ずぼらママ
ずぼらママ

はっ・・・ついつい!

 

ここでの添加物は加工助剤なので、洗浄や化学反応で回収され、残留したとしてもごく僅かなので健康への影響はありません。

ちなみに、試験では全く入ってなければOK!

ではなく、製品1gに対して〇〇量以下ならOK!

という規格であることは知っておいて損はないかも。

乳酸の原料は石油化学製品。メタノールや硫酸の厳しい規格試験を合格したものだけ販売される。

4. 増粘剤(キサンタン)

増粘剤は、粘り気を持たすために使われる添加物です。

こちらの特許をもとに製造過程をご紹介♪
キサンタンガムの製造方法 | 特許公報(B2) 1992年12月10日

基本的には、微生物が糖類を発酵させて作ってくれるもの。

発酵後に加熱殺菌して、エタノールやイソプロピルアルコールを加えます。

そしてアルコールを取り除き、乾燥・粉砕を経て販売されます。

エタノールは言わずもがなお酒ですね。

一方イソプロピルアルコール自体は皮ふ刺激や眼刺激があり、

厚生労働省によって2013年に食品に入ってもよいとする上限値が決められました。

※エタノールであっても純粋なものは危険物に指定されています。

乳酸と同じく、残留物に対してゼロ試験ではありませんが、

現時点で体への影響はなく、安全に食べられます。

 

また、食品安全委員会などによって日々モニタリングされており、時には基準自体が変更されることも。

ずぼらママ
ずぼらママ

将来的に基準が変わることもあるので、注目したいですね。

増粘剤は発酵によって作られる。製造工程でイソプロピルアルコールが使われるが、取り除かれるもの。

5. 香料

おろしにんにくに添加される香料は、残念ながらデータがありませんでした。

まとめ

おろし生にんにくに使われている添加物は、どれも厳しい試験を通過した安全なものです。

添加物の製造では、加工助剤や添加物が使われていますが、こちらも残留試験を合格した安全なものです。

ただ、規格試験の合格はあくまでも基準値以下だったということ。

頻度や、他の食品との合計量を気にしてみてもいいかも。

ずぼらママ
ずぼらママ

日頃食べているものにはどんな添加物が入っているか意識するだけでも

また、水ですら摂りすぎは人体に有害です。

神経質になりすぎると、楽しくなくなっちゃいますよね。

減添加の目的は、あくまでも楽しむこと♪

このサイトでは他の調味料でも添加物をご紹介しています。

商品を選ぶときの目安にすれば、もう迷わない♪

時短で美味しい減添加生活を楽しんでください♪

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